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toxins of marine organisms

フグや、フグ科のハリセンボンは神経毒テトロドトキシンを持つ。中毒は神経細胞膜のナトリウムチャネルにおけるナトリウムイオンの流入阻害、それに基づくナトリウム−カリウムイオンバランス(情報伝達の必須条件)の混乱により、神経伝達が停止する。死は通常、呼吸停止である。


ファラオの墓にフグの絵 紀元前2500年ごろ
 
フグの強い毒性部位は肝臓・卵巣・卵である。 巣元方(中国、『諸病源候論』、600年ごろ)
 
『明け方、手足が圧迫され、しびれた。軽いもの・重いものの区別がつかず、盛んに吐き、汗をかき、朝になって苦しみから逃れた。原住民達はこの魚は決して食べてはいけないと我々に教えた。』 キャプテン・ジェームズ・クック(1774年)
 
原住民のフグ料理の残りを兵隊の一人が肝臓の一切れを食べ、もう一人がちょっと噛んだが、二人は一時間で死んだ。 フランシスコ・ザビエル・クラービヘイロウ(メキシコの歴史家)
 
フグの楽しみは味覚と歯ごたえにあるとされる。微量のテトロドトキシンの存在で体が温まり、手足に広がるぞくぞくする美味しさを感じる。失敗の兆候は手足以外にも同様の感覚、幸福感の消失である。 「トレンズ・イン・ファーマコロジカル・サイエンス」


plants of the gods