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えにしだ
Cytisus scoparius(Spartium scoparium)
まめ科
5〜6月頃、黄色の蝶形花冠が小枝に群がり咲き、庭木として栽培される。枝は常時緑色なので、
冬に葉が落ちても落葉樹という感じがしない。花後、さやを結ぶが、扁平で、両端に微毛のある長さ4cmほどのもので、
熟すると黒くなって果皮がねじるように裂け、多数の種子がはじき出されるように外に出る。
南ヨーロッパ原産の落葉低木。300年前に、オランダ船が長崎に持ち込んだのが、はじめて。
以来、ラテン学名のゲニスタが変化して、エニシダと呼ばれる。
枝にsparteine、サロタミン、ゲニステインなどを含む。
庭木として身近なところにある薬用植物であるが、一般に素人は薬用の目的として直接使用しない。
梅雨の頃、枝を切り、鹿沼土にさすと発根して苗ができるが、南欧原産ということもあって、
わが国ではあまり寒い地方での栽培は無理。種子を播種して幼苗を育成することもできるが、冬の防寒管理が難しい。

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