curare
| コンドデンドロンなどの植物の抽出エキスを乾燥したもの。有効成分はツボクラリンで、神経の運動終盤(軸索と筋肉細胞の接合部)に結合、アセチルコリンの接近を妨げることにより筋肉の麻痺が生じる。一般に20〜30ミリグラムのツボクラリンで麻痺が30分持続する。他にツボクラリンの25倍の毒性、長時間の作用を持つC-トキシフェリンが得られている。合成筋接合遮断薬にパンクロニウム、アトラクリウムがあるが、これらの特徴は短い活性発現時間による麻痺の調整の容易である。 | ![]() |
| コロンビアの吹き矢使い |
| ブラジル、ペルー、エクアドル、コロンビアの原住民達がクラリ、ウーラリと称する毒を塗った矢を利用していた。 | 16世紀の探検家たち |
| インディアンたちの矢は指の半分ほども刺さらなかったが、塗られた毒のために友人は天に召された。 | フランシスコ・デ・オレリャナ(スペインの探検家) |
| 毒矢で射られた隊員達は絶えがたい苦痛にも、醜く惨めな死にも耐えた。 | ウォルター・ローリー卿 |
| つる状の木の皮を水に浸して抽出エキスを作り、これを濃縮して塊にしたもの。 | フンボルトとボンプラン(1800年) |
| クラーレを与えられたロバは10分後に死亡するが、人工呼吸をすると生き延び、完全に回復した。 | チャールズ・ウォータートン(1820年代) |
| 矢毒を血液中に注入すると胸部と腹部の筋肉が麻痺し、呼吸不全を起こす。(神経から筋肉への刺激伝達の遮断作用) | クロード・ベルナール(フランス、1844年) |
| 麻酔薬と一緒にクラーレ(筋弛緩薬として)をつかう時には人工呼吸器が必要である。(呼吸困難の防止) | グリフィスとジョンソン(アメリカ、1942年) |
| もっとも強力な有効成分はツボクラリン。 | ハロルド・キング博士(1935年) |