| 麦角アルカロイド 麦角(ergot)とは、子嚢菌の一種、麦角菌(Claviceps purpurea)がライ麦などに寄生して形成する角状の菌核 共通の母核はリゼルグ酸。 |
|
![]() |
活性アルカロイドとして、エルゴトキシンがえられる。(1907) これはエルゴクリスチン、エルゴコルニン、エルゴタミンなどの混合物。(1990) エルゴタミン、エルゴトキシンをエピネフリンの静脈投与前に投与すると、 エピネフリンのα作用(一過性の急激な血圧上昇)が消え、 β作用(血圧下降)のみ残る。/α遮断作用、この作用はヨヒンビンにもある。 |
|
LSDは半合成で得られた化合物。 “Lyserg Saure Diethylamid”に由来する。Sandoz社のHofmannによって発見された。 methamphetamineと同様に社会問題にまで発展したアルカロイドである。 幻覚活性を持つ。 エルギンは野草に寄生して生じた麦角。ライ麦由来麦角にはほとんど認められない。 メキシコでオロリカイと称される幻覚薬に用いられるIpomoea violacea Turbina corymbosa の種子からも得られる。 LSDの100分の1程度の活性を持つ。 |
![]() |
エルゴメトリンは麦角(ライ麦に寄生した麦角菌の菌核)エキスの子宮収縮作用を代表する化合物。 投与すると速やかに、かつ強く収縮する。 産後の出血防止(胎盤排泄の第3期陣痛時投与)や不全流産(残留物の完全排泄、出欠防止)に用いられる。 リゼルグ酸2-ヒドロキシエチルアミドは野草に寄生して生じた麦角。ライ麦由来麦角にはほとんど認められない。 メキシコでオロリカイと称される幻覚薬に用いられるIpomoea violacea Turbina corymbosa の種子からも得られる。 LSDの100分の1程度の活性を持つ。 |